厚木のおばあちゃん
母方のおばあちゃんが亡くなりました。
89才。
認知症と脳梗塞で4年近く寝たきりで、半月前辺りから親の所には「そろそろかもしれない」と連絡はあったよう、
先週金曜日に「今日、明日が山」と言われ親と一緒に厚木まで行ってきました。
病院に行くとおばあちゃんは病室にはいなくて「御家族様控え室」みたいなところで機械で息をさせられてる、ような状態、「そう遠いことではありません」と病院で言われました。
もちろん声をかけても反応はなく、ものの30分くらいでお別れをしてきました。
私はおばあちゃんには数回しか会ったことがなく、もう何年も前に電話をかけたときにどうも会話がかみ合わないなあと思ったのがお話をした最後(認知症の始まりだったみたいです)。
そして土曜日の晩に、亡くなりました。
お母さんに兄弟は多いのだけれど、いろいろ事情があってお葬式には最後におばあちゃんをみていたおばさん一家と、私と両親も合わせて8人、小さなセレモニーホールで、2,3時間、
お通夜もなければお坊さんもいませんでした。
棺の蓋を閉めるとき、おばさんとお母さんが泣いていたのがわかってそれがすこし悲しかったけど、
長いことおばさん一家も大変だったろうとか最後は穏やかだったなあとか、
私自身はやっぱりあまりおばあちゃんに接してこなかったからか落ち着いていました、親を連れてこれて良かったなあ、とか思いながら。
お母さんとおばあちゃんの関係と、私とお母さんの関係は同じだけれど、だからと言って母と娘の関係を定義づける事は出来ないわけで
最後の病院でのお別れのときも含めてお母さんがその時どんな気持ちなのか、なんてわからないしわかろうとするものではないと思うし、
この日はあまり何も言わずぼんやりとお手伝いをしていました。
亡くなったおばあちゃんの顔を見て、お母さんに似ているなあと思いました。
そして鼻の形は私もそっくりだ、と思いました。
遺影にする写真がなくて困って・・・そうそう、おばあちゃんは写真撮られるの嫌がったからね、とお母さんも笑って話していたけれどお母さんもカメラを向けると顔を隠してしまうんだよね。
お骨はとてもしっかりしていて、脚の骨なんてぶっとくて、
おばあちゃんはおじさんの目の前で自転車で土手から転げ落ちてけろっとしていた、なんて話で盛り上がったりしていて、何というか、みんなホッとしたような少し笑顔で
昔話なんかもしたりでまあ、家族のことで多少モンダイもあるみたいなことも含めて温かい雰囲気で、
私はやっぱりでしゃばらずぼやっと話を聞きながら、
そうだな、お母さんも私も、骨太なんだよなあ、なんて思っていました。
89才。
認知症と脳梗塞で4年近く寝たきりで、半月前辺りから親の所には「そろそろかもしれない」と連絡はあったよう、
先週金曜日に「今日、明日が山」と言われ親と一緒に厚木まで行ってきました。
病院に行くとおばあちゃんは病室にはいなくて「御家族様控え室」みたいなところで機械で息をさせられてる、ような状態、「そう遠いことではありません」と病院で言われました。
もちろん声をかけても反応はなく、ものの30分くらいでお別れをしてきました。
私はおばあちゃんには数回しか会ったことがなく、もう何年も前に電話をかけたときにどうも会話がかみ合わないなあと思ったのがお話をした最後(認知症の始まりだったみたいです)。
そして土曜日の晩に、亡くなりました。
お母さんに兄弟は多いのだけれど、いろいろ事情があってお葬式には最後におばあちゃんをみていたおばさん一家と、私と両親も合わせて8人、小さなセレモニーホールで、2,3時間、
お通夜もなければお坊さんもいませんでした。
棺の蓋を閉めるとき、おばさんとお母さんが泣いていたのがわかってそれがすこし悲しかったけど、
長いことおばさん一家も大変だったろうとか最後は穏やかだったなあとか、
私自身はやっぱりあまりおばあちゃんに接してこなかったからか落ち着いていました、親を連れてこれて良かったなあ、とか思いながら。
お母さんとおばあちゃんの関係と、私とお母さんの関係は同じだけれど、だからと言って母と娘の関係を定義づける事は出来ないわけで
最後の病院でのお別れのときも含めてお母さんがその時どんな気持ちなのか、なんてわからないしわかろうとするものではないと思うし、
この日はあまり何も言わずぼんやりとお手伝いをしていました。
亡くなったおばあちゃんの顔を見て、お母さんに似ているなあと思いました。
そして鼻の形は私もそっくりだ、と思いました。
遺影にする写真がなくて困って・・・そうそう、おばあちゃんは写真撮られるの嫌がったからね、とお母さんも笑って話していたけれどお母さんもカメラを向けると顔を隠してしまうんだよね。
お骨はとてもしっかりしていて、脚の骨なんてぶっとくて、
おばあちゃんはおじさんの目の前で自転車で土手から転げ落ちてけろっとしていた、なんて話で盛り上がったりしていて、何というか、みんなホッとしたような少し笑顔で
昔話なんかもしたりでまあ、家族のことで多少モンダイもあるみたいなことも含めて温かい雰囲気で、
私はやっぱりでしゃばらずぼやっと話を聞きながら、
そうだな、お母さんも私も、骨太なんだよなあ、なんて思っていました。