秋吉~魂の叫び~
なぜ金曜日のうちから福井入りしたかというと、私のお目当てのお店があったからです。
どうしてもそこで一杯飲みたかった!!
昔、美味しんぼで、ホームシックにかかった外人の歌姫に山岡さんが「彼女にはソウル・フードが必要だ」と言ってタコを食べさせて元気にさせるという話がありましたが、
そう、まさに秋吉は私のソウル・フード。
それも福井片町店じゃないとダメ。
学生時代、私が最初に先輩に連れて行ってもらったお店。
そして何度も通ったお店。
秋吉は福井発のお店で全国にチェーン店がありますが、片町店の独特の雰囲気はなかなか他所では味わえないのです。
同行の2人は秋吉初めてなので、カウンターに座り私が注文をする。
「タン10、シロ10、串かつ10、純けい、若どり10・・・」
友達が目を丸くして、「じゅじゅ、呪文を唱えている~」
この注文の仕方も秋吉独特。他県の秋吉でこの頼み方をすると福井にいた事があるのが店員さんにわかるみたいです。
たーくさん頼んでもあっと言う間にペロリ~友達も美味しいって満足してくれて嬉しい♪
肉が美味い!!ってワケではないんだろうけど、とにかく癖になる味です。タレもカラシもめっちゃ合う。
私はシロがお気に入り。東京にいたころ荻窪かどこかの秋吉行ってシロ品切れでシオシオのパーだったけどさすが福井片町店、遅い時間でしたが品切れは何もなく、昔はメニューになかった「あぶら」もちゃんとメニューにのってて嬉しくなりました。
久々におじょうちゃんと呼ばれ(秋吉ではいくつになっても女性はおじょうちゃん)いい気分でがっつり飲んで食べて3人で8千円。やすううううう!!!
ただ、他のお客さんの会計を聞いていると2人組とかでも1万超えが多くて、どうしたらそんなに食えるのかっ!!と皆で不思議に思っておりました。
多分、お持ち帰りの人が多いんだろうね、お家や飲み屋に、お土産で。
福井を出てからは、その東京で品切れラッシュにあい切れ気味になった時しか秋吉に行くことはなく、
ここしばらく「行きたい~行きたい~」と思っていたので大満足でした。
これだけで北陸ツアーの価値あり!!です。
その後は弥吉でカワハギの刺身などつまみながらもう一杯。
学生時代の感じだ。懐かしいなあ。