さあさうえの魔法
先週のお休み中は実家の周りをぷらぷら・・・。
ケガしてて何の役にも立たないのでジャージはなし。
うちから歩いて2分くらいの所に畑があります。
畑は何箇所かあって、ここは「さあさうえ」と呼んでいます。意味は不明。
ちなみにもう一箇所は「いわいこうじ」うーん、これは岩井小路??わからぬ。
この畑には小さな池?があります。
昔は生け簀と呼んでいて、おじいちゃんが釣ってきた鯉を放していました。
その頃は深さも2メートル位あって(本当かどうかは知らないけど)
子どもは危ないから近づいたらダメだよと言われていました。
今はもう何もいないらしくて、かなり浅くなってしまったみたいです。
でも子どもの頃何度も「危ない、危ない」って言われていたので
今でも近くに行くとちょっと怖い感じがします。
そして何かがいそうな気がしてワクワクします。
小さな時、この畑の土手に水仙が咲いていて
お母さんが喜ぶかなあと思って2,3本折って持ち帰ったら
「やだあ、これおじいちゃんが植えたやつだよ」って言われちゃって、
今なら「いいじゃん、キレイに咲いてたんだもんねえ~」とか言って花瓶に挿しちゃうんだろうけど、
あの頃はしまった~何てことしちゃったんだろ!!!って結構しょげた覚えがあります。
そのあとその土手に行く時には
「今は植えたの何か咲いてる?」って必ず聞くようにして
タンポポみたいな福寿草を間違えて摘んでしまわないように・・・。
おかげで今でもここの土手で咲いてる花は
何だか高級に見えてしまいます。そんな魔法にかかりました。
大人になるといろんな事の謎が解けてしまって全てが当たり前で余裕いっぱいの景色になってしまう。
でも、かかっている魔法はなかなかとけないぞ。