恋人がハンガクロース
もうすぐクリスマス。
特に意識もせずにのんびりしょーもない漫画描いてたりして・・・笑。
クリスマスの思い出・・・大学入ったくらいからはクリスマスと言えばバイトとかお仕事ばっかりで・・・学生時代のちゃんこ屋のバイトからずーっと接客のお仕事しかしてないからクリスマスお休みって事はないんですよね。
大学時代にですね、同じバイト先に彼氏がおりました。同じ大学の違う学部の先輩なんですけど、まあ、みんなでワイワイ遊んだり友達とかサークル優先みたいなお付き合いだったから彼氏ーなんて言うと今の年になってから思うとまたちょっとアレな表現だなあ、可愛らしいわねえ、なんて思っちゃうんだけど。
この人がこれまた金銭感覚がものすごくしっかりしているというか、何と言いましょうか、
毎日スーパーのチラシを眺めてお値打ち情報を仕入れていたり、家計簿をきっちりつけているような人でした。
私が仕送りとかはもらわず生活していたから節約(私の場合は貧乏の方だけど)バンザイだったのと、当時はまだ自分以外の他人について、そんなに沢山の人を知ってるわけじゃないから「一般的」っていう感覚もよくわからなかったから別段ギモンにも思っていなかったんですけど、「タイヤがすり減る」っていって一冬に雪のあるなしで何度もタイヤ交換する人は後にも先にもこの人しか見たことがないのでかな~りのツワモノだったんじゃないかしらと今思えば・・・。
その彼とは同じバイトだったのでクリスマスもがっつり働いて、25日のバイトの後にスーパーに行って「半額」の値札の付いたケーキを探しに行ったもんです。
クリスマスも終わりの日、閉店まぎわのスーパーはどこか慌ただしく、明日からの営業に向けてお正月の飾り付け中。紅白幕や大きな門松がよいしょっとツリーを追いやっていました。店員さんは私たちがいてもお構いなし、半額ケーキを探しに来たのはお見通し♪って感じです。
正直いうと、ホント今だから、
私はイベント大好き人間で、まあ、当時の話で、どんなに貧乏してても遊ぶ時や何か特別な日は派手にぱーっとやっちゃいたいタイプなので、クリスマスぐらいは~と密かに思っていたのですが、
なんだかんだ言ってあのクリスマスがお正月に変身していく門松よいしょ、が私の中のクリスマスの思い出になっていたりするのであれはあれで良かったな。