酒とパスタと男と女
アルコール依存症(自称)のマスターと謎の女。
「はいよ」マスターが発泡酒の水割りを女に差し出す。
「そのまま飲んだらすーぐよっぱらっちまうからね」7割くらいが水、けして美味いとは言えない水割り。
平日の夕方5時、店内は静か。
「静岡風のおでん。食べて。」
黒はんぺんにだし粉。お通し用にいつも何か用意されているメニューにはない一品。
「これはなかなか・・・スパゲッティ屋のお通しとは思えませんなあ・・・」
万が一(笑)酒飲みのお客さんが沢山来ちゃったら・・・遠慮して玉子はよけておく女。
・・・と、20年近く通っているという常連風の男性が。
「アルディージャ、勝ったと思ったら次はアレだったねえ。えーと、コーンクリームのグランデ。」
マスターとサッカーの話で盛り上がる。
女はこっそりメニューを見る。
そして伝票に「コーンクリームG650」と書き込む。
常連男性、「新人~、メニューの値段ぐらい覚えろよ。」
私「へへっ、ばれやしたか。」
7時前、来店者もぽつぽつ。
客「ビンビール。お通し付けて」
チン!トースターの音。
マスター「はいよ、お通し。ピザ。」
静岡風おでんはどうしたのだろう。
「気まぐれシェフの気まぐれお通しでございます」
・・・と言いたい気持ちを女はぐっと飲み込む。
女、「マスター、私の友達マージャンやりたいっていうんですけど、ここ半分雀荘にしてもいい?」
マスター「いいよー」
会話は適当である。どうしてその問いに即OKが出せるのか。
にわかにマージャンの話で盛り上がる。
マスター「レートは?テンピン?」
女「テ・ン・ピ・ン???」
女はマージャンの知識が全くないらしい。とにかく、会話は適当。
マスターがツナサラダにバナナとみかんを乗せる。
サラミチーズの皿にチョコレートを添える。
煮物の皿の空きスペースにシュークリームを・・・渋そうな顔で見ている女。
マスターの甘味に対する情熱はゼロらしい。
「のわたー!!」女はレジを間違える。
7時半、特にピークもなく閉店準備。
大宮東口ふとん屋入る。
トマキュウレモンは明日もやっています。。。(日曜定休)
「はいよ」マスターが発泡酒の水割りを女に差し出す。
「そのまま飲んだらすーぐよっぱらっちまうからね」7割くらいが水、けして美味いとは言えない水割り。
平日の夕方5時、店内は静か。
「静岡風のおでん。食べて。」
黒はんぺんにだし粉。お通し用にいつも何か用意されているメニューにはない一品。
「これはなかなか・・・スパゲッティ屋のお通しとは思えませんなあ・・・」
万が一(笑)酒飲みのお客さんが沢山来ちゃったら・・・遠慮して玉子はよけておく女。
・・・と、20年近く通っているという常連風の男性が。
「アルディージャ、勝ったと思ったら次はアレだったねえ。えーと、コーンクリームのグランデ。」
マスターとサッカーの話で盛り上がる。
女はこっそりメニューを見る。
そして伝票に「コーンクリームG650」と書き込む。
常連男性、「新人~、メニューの値段ぐらい覚えろよ。」
私「へへっ、ばれやしたか。」
7時前、来店者もぽつぽつ。
客「ビンビール。お通し付けて」
チン!トースターの音。
マスター「はいよ、お通し。ピザ。」
静岡風おでんはどうしたのだろう。
「気まぐれシェフの気まぐれお通しでございます」
・・・と言いたい気持ちを女はぐっと飲み込む。
女、「マスター、私の友達マージャンやりたいっていうんですけど、ここ半分雀荘にしてもいい?」
マスター「いいよー」
会話は適当である。どうしてその問いに即OKが出せるのか。
にわかにマージャンの話で盛り上がる。
マスター「レートは?テンピン?」
女「テ・ン・ピ・ン???」
女はマージャンの知識が全くないらしい。とにかく、会話は適当。
マスターがツナサラダにバナナとみかんを乗せる。
サラミチーズの皿にチョコレートを添える。
煮物の皿の空きスペースにシュークリームを・・・渋そうな顔で見ている女。
マスターの甘味に対する情熱はゼロらしい。
「のわたー!!」女はレジを間違える。
7時半、特にピークもなく閉店準備。
大宮東口ふとん屋入る。
トマキュウレモンは明日もやっています。。。(日曜定休)